憧れのパティシエになるには

パティシエ専門学校ではウエディングケーキの実習もある？

パティシエ専門学校の授業内容は実習と講義の2種類で、それぞれ必要な技術と知識を学んでいきます。実習に関してはショートケーキやチョコレートケーキ、バターケーキ、クッキーなどの焼き菓子、ゼリーやババロアといった冷菓、さらにチョコレート細工やウエディングケーキ、氷の彫刻など特殊なものも教わることが多いです。
またフランスではクロワッサンやブリオッシュといったデニッシュ系のパンを店頭に並べるところもあり、合わせて学んでいきます。講義は製菓衛生士の資格取得に向けて、さらに食品栄養学や衛生学、科学的な視点から見た菓子の作り方などさまざまな方面を学ぶのが特徴です。
パティシエ専門学校では幅広い技術と知識を学ぶことによって、仕事に就いてすぐに使える人材を育成します。それゆえあまり多くないウエディングケーキに関しても知識と技能の両方で学ぶ場合が多く、知っておくと困りません。広くさまざまな技術に触れて、そこから専門分野を見つけ出していきます。

パティシエ専門学校の中でも難しいとされる実習内容とは？

プロの職人であるパティシエには、美しい見た目で食べても美味しいお菓子を作ることができるという点が求められます。その技術をマスターするためには、パティシエ専門学校に通う必要があります。
パティシエ専門学校で実施されている様々な実習の中で、難しいとされる実習内容は製菓実習です。製菓実習では、洋菓子の基本となるフランス菓子はもちろんのこと、多種多様なお菓子作りの基本を習得します。
この実習の主な内容としては、小麦粉を使ったケーキやクッキーの実習とショコラなどの砂糖菓子の実習があります。パティシエ専門学校によっては、専門店並みの豊富な種類のお菓子のレシピを教えてもらえる学校も存在しています。ケーキ作りは難しいため、しっかりと基礎を学ぶことが大切です。具体的には、小麦粉、生クリーム、無塩バターなどの特性を熟知することが上達するための重要なポイントになります。
人を感動させるお菓子は、才能豊かなパティシエの手によって生み出されるということを肝に銘じておく必要があります。